ひさびさに面白かった本があるので紹介

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

タイトルがトンデモな感じですし、近未来の時代背景(人工筋肉やナノマシンをつかった迷彩 等)などフィクションは

フィクションなのですが、9.11が発端になった世界情勢の変容や個人とモノの境界を曖昧にする!D、テロ、内紛など

これから先にこんな時代が訪れるんじゃないか・・・?と思えるストーリーの緻密さについ時間を忘れて一気に読み終えました。

所々にエログロな表現があるので、そのあたりが苦手な人には手放しで薦める事ができませんが

この著者が後に「メタルギアソリッド4 ガンズ オブ ザ パトリオット」のノベライズ化もされているとの事で

メタルギア」シリーズが好きな方にはお勧めかも?


ただ、著者の方はすでに34歳という若さでこの世を去っておられるのでとても残念に思えます。